フリーランスLife

フリーランスが国民健康保険で病院にかかったときの費用例in沖縄

会社勤めを経験した人が、フリーランスとして独立した後に大きく変わることと言えば、健康保険。

会社で加入していた社会保険の健康保険から、国民健康保険へと切り替わります。

健康保険といえば、体調不良などで病院に行く時に絶対的に必要なもの。保険適用で医療費の負担は減りますが、社会保険の健康保険と国民健康保険はどのように違うのでしょうか?

今回は、私自身がフリーランスとして大幅に体調を崩し、複数の病院を渡り歩いて、様々な検査をした経験をシェアするとともに、検査や診察にかかったリアルな費用についてお話ししたいと思います。

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社会保険の健康保険と国民健康保険の違い

会社で加入する社会保険は、健康保険だけでなく年金や労働保険も含まれていますが、今回は医療保険に統一して、健康保険の分野で比較します。

社会保険の健康保険 国民健康保険
対象者 法人企業に勤務する会社員 or 正社員の4分の3以上の勤務時間がある非正規雇用の社員 保険制度に加入していない自営業や無職の人
保険料 年齢や標準報酬月額を基に計算し、会社が保険料を半分支払ってくれる 各世帯の加入者、収入、年齢によって決まる
扶養 親族の扶養可能。何人いても保険料に変動なし 扶養の概念なし。世帯内の加入者数によって保険料が上下する

市区町村によって変動する項目もありますが、上記が基本的な違いです。健康保険に関しては、やはり社会保険の方が、会社が保険料を負担してくれたり、親族の扶養ができたりとお得なことが多いようです。

保険料の金額については収入や年齢に応じて計算されるので、一概にどちらがお得・安いとは言えません。

フリーランスの場合、経費や控除などで所得をある程度コントロールできるので、そこまで高額な保険料を支払う必要はないでしょう。(たくさん稼いでいる人は別ですが)

国民健康保険で、5回の診察・検査を受けました

今回、沖縄県在住の私が原因不明の腹痛を発症してから、計5回、4つのクリニック・病院を受診しました。

複数のクリニック・病院を受診した理由は、検査等の関係ですぐに予約が取れなかったこと。

また、医者によって診断・判断が異なるため、信頼できる病院が見つかるまではセカンドオピニオン的な意味で複数のクリニック・病院を見てみたいという気持ちもありました。

クリニックと病院の違い

「病院」とは一般的に、複数の診療科と20以上の病床(入院施設)を持つ医療機関のこと。さらに規模が大きいものに「総合病院」や「大学病院」があります。

一方「クリニック」は病床数が1~19の有床診療所と、病床を持たない無床診療所のこと。大きな検査や手術などが必要でない場合は、家から行きやすい「クリニック」を受診するのがおすすめ。

「総合病院」などの大きな病院は、一見安心と思いがちですが、逆に人が混み合いすぎて待ち時間も長く、一人一人に対して診察に時間をかけられないという事実も。

まずは信頼できる行きつけの「クリニック」に診てもらって、必要に応じて紹介状をもらって大きな病院に行く、という方法がおすすめです。紹介状があることによって、総合病院での診察もスムーズにいくことが多いです。

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国民健康保険を使った診療費

それでは、実際に国民健康保険での診療費をリアルにシェアします。あくまでも個人によって異なるので「この検査したらこれくらいかかるんだー」くらいの参考にしてみてください。

今回の症状

原因不明の腹痛。たまに頭痛。胃痛と腸痛。下痢。食後に痛む。吐き気を伴う痛み(嘔吐なし)。熱なし。

1回目:総合病院【夜間・内科】

最初は腹痛と頭痛が1週間以上続いたため、日曜の夜に空いている総合病院を夜間に受診。夜の9時半頃に受付したところ、患者さんは15人くらいいて、結局終わったのは夜中の12時。担当してくれたのは研修医さんでした。

初・再診料 + 医学管理料 + 検査 + 画像診断 + 投薬
合計=自己負担額:
5,900円(総医療費の30%を負担)

検査はレントゲンと、レントゲン前に念のため妊娠検査。薬代も含めて5,900円でした。

診断はレントゲンでガスが見えたことから便秘診断。下剤をもらって終了。

2回目:総合病院【昼間・消化器内科】

下剤を数回飲んだものの、今度は下痢の症状がひどくなる上、腹痛も一向に治らないので、再び同じ総合病院を受診。

昼間に消化器内科を受診したのですが、担当医が1名のため、朝の10時に行って午後2時までかかりました。昼間は腹痛はおさまっているため、調は大丈夫でしたが、病人に囲まれた中で4時間を過ごす気分は最悪でした。

初・再診料 + 検査 + 投薬=2,030円
薬代(4種類)=620円
合計=自己負担額:
2,650円(総医療費の30%を負担)

今回は腹部の超音波検査を行いました。胃カメラもしたかったのですが、予約で先まで埋まっていて断念。やはり総合病院だと検査系は予約で数日〜1週間先まで埋まってしまっているようです。

3回目:胃腸科クリニック

整腸剤で腸の具合は良くなってきたものの、胃の薬が足りずに今度は胃痛に3〜4日ほど悩まされ、良くなる気配がないので日曜に受診できる胃腸科クリニックへ。

胃カメラもできるクリニックでしたが、初診での検査はできないのでまずは問診のみ。朝晩の胃の薬をもらって様子を見ることに。

初・再診料 + 医学管理料 + 投薬
合計=自己負担額:
1,290円(総医療費4,300円)

4回目:大学病院【救急】

整腸剤とともに胃の薬を飲み始めて3日間様子をみましたが、食後の激痛が治らず、とうとう3日目でダウン。生まれて初めて救急車を呼び大学病院に搬送されました。

救急だったため、採血・点滴・問診を済ませ、再び腹部の超音波検査CT検査までしてもらいましたが、緊急性を要する病気ではなかったため、薬を再処方され終了。

夕方6時頃に運ばれ、終わったのは22時ごろ。痛みは波はありますが、病院に着いてから激痛は収まりました。

初・再診料+医学管理料+投薬+検査+画像診断
合計=自己負担額:13,950円(総医療費46,510円)

超音波検査とCT検査がそれぞれ5,000円以上かかりました。緊急性の病気ではなかったものの、原因を知るにはやはり胃カメラで見るしかないとのこと。しかし、大学病院の胃カメラも予約は1週間先とのことで断念。

5回目:内視鏡検査専門クリニック

最終的にたどり着いたのが、胃カメラと大腸カメラを専門とする北谷町の「まちだクリニック」。

初診ですぐに胃カメラができるところが少ない中、こちらでは初診でも検査が可能とのこと。しかも先生は日本消化器内視鏡学会の専門医ということで安心感もありました。

あらかじめ電話で事情を説明すると、午前中にすぐに予約可能。鼻から入れる内視鏡検査(胃カメラ)を受けました。

生まれて初めての胃カメラで非常に緊張しましたが、鼻と喉に部分麻酔をして、さらに初めてということで負担が少ないよう眠くなる麻酔もしてもらい、寝ている間に検査終了。

胃カメラでようやく胃炎とピロリ菌に引っかかり、ようやく原因がわかってきました。もともとお腹が痛くなりやすかったのはピロリ菌の原因の可能性が高く、相談の結果この機に薬による除菌を決めました。(ピロリ菌は胃がんのリスクが上がる危険性がある)

初・再診料+医学管理料+投薬+検査+病理診断
合計=自己負担額:11,910円(総医療費:39,710円)

総合病院に比べて空いていてスムーズで、とても雰囲気が良く対応も良かったです。

説明も先生の方からしっかりとしてくれて安心できました。胃カメラ検査でお探しの方、麻酔で痛くない検査を希望の方にはぜひ「まちだクリニック」をおすすめします。

反省点

やはり、先に総合病院を受診してしまったことが1番の反省。紹介状もなかったため、4時間も待たされましたが完全に自業自得でした。

次からはクリニックから先に受診して、必要に応じて紹介状を書いてもらい、総合病院や大学病院で検査してもらう方がよっぽど効率的だと実感しました。

まとめ:信頼できる医者探しが肝心!年1の健康診断も忘れずに!

以上、今回は沖縄在住のフリーランスが国民健康保険を使って検査を受けた際の負担額を赤裸々にご紹介しました。

病院に慣れていないせいか、クリニックや総合病院の使い分けもわからず、日曜や夜間に空いているところも限られていたため、幾つかの病院をはしごして体に負担をかけてしまったと反省。

やはりいざという時のために日頃から安心できるクリニックや病院を見つけておくのは大事だと思いました。

ちなみに、今回は5回分の受診で1ヶ月に35,720円かかりましたが、もしこれが年に1度の健康診断なら、10分の1以下の金額で受けられます。やっぱり日々の健康管理って大事なんですね。

私は今回身をもって痛感しましたが、同じように健康診断受けていない人多いのでは?

今回の闘病は非常に辛いものでしたが、振り返ってみると5年以上健康診断を受けていなかったので、体を検査する良いきっかけになったと前向きに捉えています。

血液検査・レントゲン・腹部超音波検査・CT検査・内視鏡検査を全て受けて、命に危険性のある病気が見つからなかったので、ある意味安心しました。

健康を後回しにしてしまいがちな沖縄のフリーランスの方、ぜひ参考にしてみてください!

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