2020年、あけましておめでとうございます!
今年、お正月の三が日を利用して、フリーランスとして独立してから初めて3日間もの「休み」を取りました。
仕事といっても、自分のやりたいことやって仕事にしているから、そもそも「休み」という概念があまりないのですが、今年は思い切って休んでみることを決意しました。
- 三が日はパソコンを開かない
- 緊急時の場合でも30分以上かかる作業をしない
- スマホでサクッとできることだけやる(SNS発信とか)
結果。とても良かったんですよ!時間を持て余し、どうでもいいことばっかり考える。「マインド・ワンダリング」とも呼ばれているみたいですね。
マインド・ワンダリングとは
「マインド・ワンダリング」とは、さまよう心のこと。目の前のことや現実から目を背け、脈絡もなく、ぼんやりと考えごとをしているような状態です。
これに対する言葉で最近よく聞くのが「マインド・フルネス」という状態ですね。「今・この瞬間」に意識を向け、集中力や仕事の効率を高める瞑想法の一種とされ、ビジネスパーソンの間でも話題になりました。
一見、マインドフルネスに対して、マインドワンダリングはあまり良くないことのように感じるかもしれません。
しかし、侮ることなかれ。実は、マインドワンダリングをしているときほど、脳がリラックスした状態になり、結果として普段思いつかないようなアイディアが浮かんだりするのだとか。
思考型のフリーランスは、意識的にマインドスイッチを切り替えよう
「マインド・ワンダリング」をする、と言っても、実は人間は平均して1日の約50%がこの「ワンダリング」の状態みたいです。油断するとワンダリングの状態になっちゃってる、というパターンが多いみたい。
でも、日々のタスクをこなしながら、今後のビジネス展開を考えたり、集客や営業・売上のことを考えている個人事業のフリーランスにとっては、集中して論理的に考えることの方を優先しがちですよね。(マインドフルネスの方)
そんな圧倒的な思考型フリーランスほど、この「マインド・ワンダリング」という言葉を思い出して、意識的に現実から離れて、どうでもいいことをぼんやり考える時間を作るべきだなーと思いました。
真剣に集中しているときに
フルネスとワンダリングのマインドスイッチを意識的にオン・オフできたら強いですよね。
3日間のマインド・ワンダリング記
今回の正月休暇では、この「マインド・ワンダリング」という状態を意識して、お休みを取ってみました。3日間を通じて、私が個人的に感じたことをメモしておきます。
考えないことの方が難しい
まずはコレ。私自身が、直感型ではなく、思考型の人間なので、考えない方が難しいことが最初に感じたことです。
でも、集中したり論理的に考えるということを意識的に辞めることで、頭のネジが緩んで楽に感じた気がします。
VODが神レベルで役立つ
別のことを考える、異世界に意識を飛ばす、という意味で神レベルで力を発揮してくれたのがVOD(ビデオオンデマンド)の存在です。
Amazonプライム会員なので、映画やドラマをとにかく見ました。名探偵コナンのアニメが大好きなので、配信話は全部見ました。恐竜が好きなので、ジュラシックシリーズも見ました。「ジュマンジ」も見ました。「君の名は」も見ました。あと、年末から「おっさんずラブ」にもハマっていたので、Tverの見逃し配信で、全話見ました。
いろんな世界に入り込んでいけたのが面白かった。良い意味で現実逃避し続けてました。
暇なので自分の人生を振り返ったりしてみる
家にいるとダラダラVODで映画やアニメを見てしまうので、ちょっと外に出てカフェなどでぼんやり過ごしました。(いつもはパソコン背負ったWi-fi難民ですが・・・)
海外一人旅しているときとか、飛行機やバスの長距離移動でネットも使えず時間を持て余しているときによく自分の人生を振り返って、過去を思い出したりしていたのですが、そういう時間が最近取れていなかったので、自分自身の性格とか、出会った人たちとか、学生時代のこととか、ぼんやり考えてました。
体を動かすと脳が休まる→これに尽きる
何もしないでゴロゴロしていると、脳も体も疲れてないから、逆に寝つきが悪くなるという残念な感じに。
ということで、筋トレしてカラオケ行って、YouTube見ながらダンスの練習してたくさん動いたら、ぐっすり眠れました。運動大事ね。
結果、3日が限界
で、マインドワンダリングをたっぷり経験してみた結果、3日が限界ですね。いや、そもそも3日もやる必要ないのか。1〜2日くらいがちょうどいいんじゃないかな。
あと、何か新たなひらめきがあるかなって思ってたけど、何にも思い浮かばなかった!(笑)ある意味、ワンダリング成功ですかね。
以上、備忘録。