フリーランスは自由。好きな時に働けてラク。そんなイメージもよく聞くと思います。
もちろん、会社員や従業員に比べたら働く時間も決められて、生計さえ立てられればいつ働いても休んでも誰にも文句を言われない、そういう意味では、自由・ラクかもしれません。
ただ、フリーランスとして起業して3年目を迎えて、改めて私が感じたことは「フリーランスに休みなんかないな」ということ。
今回は前回の『【フリーランスには休みがない?】好きなことを仕事にできるありがたさ』に引き続き、休みがないフリーランスとしての生き方について。
好きなことを仕事にできるありがたさがゆえ、スケジュール管理や健康管理を忘れてまで体を酷使してしまう方のために、健康管理やあえて休みを作ることの大切さについてお話ししたいと思います。
※あくまで、私自身のフリーライターとしての経験談ですが、ご自身の仕事に置き換えて考えてみてください。
【1】私みたいにならないで!休みなしで働いた代償
まず最初に、自身の失敗談から話しておこうと思います。私みたいにならないでほしいので、同じような生活をしている方は要注意ですよ。
最初の1〜2年はとにかく慣れることと数をこなすこと、経験を積むことでいっぱいいっぱいだったので、24時間常に仕事のことを考えていました。
私の場合は、最初は契約している会社から頼まれて記事を書く仕事をメインにやっていたので、慣れるまでは1日1記事書くのがやっと。
でも1日1記事では食べていけないどころか会社からの月のノルマ達成も危ういレベル。しかも1記事書いて納品しても修正・ダメ出しの嵐で落ち込む日々。
結果的に、休む方が精神的に追い込まれるので、休みを作らず毎日働く日々でした。会社員よりもよっぽどきつかったです。汗
朝起きてパソコンに向かって、食事をとるのも忘れて昼過ぎまで机に向かって、家だと集中できないと理由付けをしてカフェに出かけて、軽くランチを済ませてダラダラ夜まで仕事。帰ってきて、寝る前までなんだかんだパソコンを開きっぱなしで、本当にメリハリがない生活をしていました。
当時の悪循環としては・・・
夜遅くまでパソコンを見てる → 寝つきが悪い&寝るのが遅くなる → 必然的に朝起きるのも遅くなる → 朝ごはんを食べない → ランチの時間も不規則&外食ばかり → カフェで糖分を取りまくる → 夕食の時間が遅い → 夜遅くまでパソコンを見てる・・・
この繰り返し。今振り返ったらめちゃくちゃ最悪な生活していますね。でも、フリーランスって誰にも管理されていない分、こういうことができてしまうんですよ。
しかも常に仕事に追われているから、上手く1日のノルマを達成できない焦りで精神的にもきつかったです。
その結果、不規則な生活と運動不足で体重は2年半で約10kg増。寝つきが悪くなる。猫背が悪化。肩こり。
【2】おすすめのスケジュール管理方法
私は、体に不調が出てようやく気づきました。スケジュールと健康管理の大切さに。
記事執筆に関しては、数をこなしていくうちに慣れていくので、仕事内容に関しての焦りやストレスは2年目にはだいぶ緩和されました。
ただ仕事に始まりと終わりがなくダラダラ続けてしまうことをなんとか直したいと、スケジュール管理を気をつけるようになりました。
ここからは私がなんとか時間を区切るためにやっていた誰でもできるおすすめのスケジュール管理法をシェアしたいと思います。
①日・週・月単位でTO DO LISTを作る
1番大きかったのがここです。1日のTO DO LIST(やることリスト)を作っている人は多いですが、私の場合は週と月でも(簡単にですが)やることリストを作りました。
特に1週間のやることリストが相性が良かったようで、1週間のうちの仕事をする日と休む日をあらかじめ決めておいたら、意外と仕事も集中できることに気づきました。
調子が良い時は、次の週の分まで準備しておいて、その分次の週は連休で休むなどメリハリが付けられるようになったと思います。
②スマホのタイマー機能で仕事時間を区切る
1回パソコンで作業し始めると止まらなくて、今までは集中力が途切れるまでを目安に続けていたのですが(トイレに行くのも忘れるくらいでした)、あえてタイマーで時間を区切って、この時間内に終わらせるというトレーニングをすることにしました。
3時間のタイマーを設定することで、3時間で自分がどれだけ作業できたか、以前と比べてできる作業量は増えたかなどの成長の度合いを図ることができるのでおすすめです。
③自分で自分の理想カレンダーを作る
最後に自分自身が理想とするカレンダーを作りました。月曜〜日曜まで、朝から晩まで時間単位で、こんな風な生活をしたいという理想を書いたカレンダーです。
完璧にこの通りに実現させる必要はありませんが、自分の理想の生活を知ることができるのは大きいです。
紙に書いてどこか見えるところに貼っておけば、少しでも理想に近づくように動くことができ、それが習慣化すれば理想の生活を送ることも不可能ではないかもしれません。
【3】体と心の健康維持にはコレがおすすめ in沖縄
スケジュール管理に続いて健康管理です。健康に勝るものはありません。健康でなければ仕事もできないわけですから、自分の体とはしっかり向き合いましょう。
以下、私が沖縄でおすすめする健康管理に役立つアクティビティーや、健康維持を意識したサービスを提供している女性フリーランスが展開するビジネスをご紹介します。
①運動
まずは健康体を維持するのに不可欠な運動。がっつりジムに通わなくても、自分のペースで楽しく体を動かせることが大切です。
北谷町健康トレーニングセンター(ちゃとれ)
『ララクリップ』のオフィスがある沖縄県北谷町にあるトレーニングセンター。「ちゃとれ」の愛称で知られています。
「ちゃとれ」では、北谷町内在住者、もしくは北谷町で働いている人は毎回200円で利用可能。北谷町外にお住いの方でも1回400円でジム利用が可能です。
さらに「ちゃとれ」では、スタジオプログラムも充実しており、ヨガやズンバダンスなどのアクティビティーも豊富。スタジオでのレッスンは1回一律300円で受けることができるので、ジム利用料と合わせても500〜700円で利用可能。
週2回でスタジオレッスンを受けたとしたら、4週間で北谷町民なら4,000円。町外でも5,600円。健康投資しやすい金額ですよね。
ヨガハウス:陽だまり
沖縄市の南桃原にある少人数制の古民家ヨガ教室。
フリーランスのヨガインストラクターのさやかさんが運営するヨガ教室で、おじぃおばぁの家のようになんだか落ち着く空間でリラックスしてヨガをすることができます。
初心者でも気持ちよくできる「リラックスヨガ」、1つのポーズに時間をかけてリラックス効果を高める「陰ヨガ」、運動量が多くストレス解消にもなる「パワーヨガ」、妊婦さんに嬉しい「マタニティヨガ」の4つのクラスがあります。
②リンパトリートメント
続いて、自分や体へのご褒美であり、メンテナンスとしても大切なリンパトリートメントのおすすめです。
B&S Style
当サイトでもインタビューをさせていただいた、沖縄・恩納村にある姿勢調整とリラクゼーションの女性専用のプライベートサロン『B&S Style』。フリーランスのセラピストめぐみさんが運営するサロンです。
ただのリラクゼーションだけでなく、体を根本から改善するというこだわりを持ち、体の軸である姿勢調整や骨盤矯正などを組み合わせたメニューが大好評。
姿勢調整で整えた後のリンパトリートメントでさらなるリラックス効果が味わえますよ。
癒し空間 ボヌール
沖縄・北谷町の宮城海岸近くにあるプライベートサロン。フリーランスセラピストのゆきえさんが運営する女性専用の自宅サロンです。
韓国に伝わる民間療法で、下半身を中心に温めることでデトックスや冷え改善、女性特有の病気にも効果的と言われるよもぎ蒸しとリンパトリートメントを組み合わせたメニューが大好評。
よもぎ蒸しでたっぷり汗をかいた後のリンパトリートメントで体も心もポカポカになります。
フレンドリーなオーナーのゆきえさんとのおしゃべりも、疲れた体と心を癒してくれますよ。
③ヘルシーな食生活
最後に、避けては通れないのが食生活。私も体を壊してからはじめて食事の大切さに気づきました。栄養バランスがとれた食事をすることはもちろん、添加物や糖分の多いものを避けることも重要。
ちなみに私は食事の糖質制限と週2回程度のトレーニングで2ヶ月で7kg減に成功しました。ご飯・麺・パンといった主食の炭水化物を抜くことと、お菓子類を一切食べないこと、朝・昼・夜の食事量などにも注意したのが大きかったと思います。
今は炭水化物に米(玄米)を取り入れつつも、麺・パンはなるべく控えています。グルテンフリーってやつですね。お菓子も週に1回など決めて、甘いものの食べ過ぎに気をつけています。
『ララクリップ』では、フリーランス女性の食からの健康維持を応援するために、同じくフリーランスとして、グルテンフリーレシピ・マクロビオティック・ローフードなどに詳しい方をお呼びして、セミナーを開催していく予定です。
- グルテンフリーセミナー(グルテンフリースコーン付き)
- 米粉のピザを食べながら、米粉の勉強会
- ローフードを食べながら、セミナー
まとめ:健康にもしっかり投資しよう
以上、今回は休みなく頑張って働いてしまうフリーランスの生き方について。自分自身の経験から伝えたいフリーランス女性への忠告も含めたお話でした。
やっぱりね、健康の大事さに気づくってすごく大事なんですよ。特にパソコンを使ったり、座りっぱなしの仕事をしている方、ストレスを強く感じている方は、健康への投資を忘れないでください。
私は自分の好きなことや、やるべき仕事のことになると、体のSOSを無視しがちな性格なので、あえて健康にもしっかり時間とお金を投資することで労わってあげようと、体調を壊してはじめて痛感しました。
沖縄で体を酷使して頑張るフリーランスのみなさんの参考になれば幸いです!