フリーランスとして、情報発信手段や連絡手段としてぜひとも有効活用したいのがSNSです。
今や電話・メール・チラシといった従来の通信・宣伝方法に代わり、様々なSNSが活用されています。
SNSを使うことによって、企業・フリーランス側はもちろん、お客さん側も気軽に問い合わせをしたり、情報を得やすいのが魅力です。
今回はフリーランスなら絶対に知っておきたい便利なSNSを利用目的別にまとめてご紹介したいと思います。
SNSとは?
まず最初に、SNSとはなんなのか、基本から考えてみましょう。
SNSとは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の略です。
社会的な(ソーシャル)繋がり(ネットワーキング)を提供するサービス
アカウントを登録してプロフィールを作成し、文章や写真を投稿したり、他人の文章や写真にコメントしたり「イイネ」ボタンを押すことで、コミュニケーションをとることができます。
学校や会社などで面識がある人同士でつながることもあれば、実際には会ったことがないけれど、共通の趣味や共通の友達などをきっかけにつながるということもあります。
以前はプライベートでの利用がメインだったSNSですが、最近では企業やフリーランスが情報発信や連絡手段のために利用することも増えてきました。
メッセージ・チャット系
では早速、仕事関係のメッセージやチャットのやりとりで使えるSNSから見ていきましょう。
LINE@
今やほとんどの日本人が利用していると言っても過言ではないLINEアプリ。
個人アカウントを登録するLINEとは別に、ビジネス用途として【LINE@(ラインアット)】というアプリに登録することで、友達登録をしてくれたお客さんに、定期的にお知らせやキャンペーン情報、クーポン発行をすることができます。
メルマガ的な役割を果たしており、拡散力はあまりありませんが、登録してくれたお客さんへのフォローやリピートを促すために効果的です。
Chatwork
「Chatwork(チャットワーク)」は、一般的なSNSとはちょっと異なるかもしれませんが、ビジネス特化のクラウド型ビジネスチャットツールです。
名前の通りビジネス用途でチャットができ、タスク管理機能などもあり、仕事内容を共有するのに役立ちます。
一対一のチャットだけでなくグループチャットももちろん可能。アプリを使えば、スマホでも利用ができます。ビデオ通話/音声通話機能も兼ね備えています。
すでに多くの企業がビジネスチャットツールとして利用しているので、フリーランス⇔契約企業間・フリーランス同士のチャット+通話手段として使えるようにしておくと便利でしょう。
Slack
Slack(スラック)も、Chatworkと同じチャットツールで、リアルタイムのやりとりがストレスなくできるようになります。
Chatwork同様、パソコンでもスマホでも閲覧・投稿ができ、個人チャットもグループチャットも楽々できます。
スラックは外部サービスとの連携できるのが大きな特徴で、Googleカレンダーと連携して通知を送ったり、Twitter・インスタなどのSNSと連携して投稿したりと、フリーランス仲間同士の情報交換の場としても上手く活用できそうですね。
投稿・交流系
続いて、お客さん向けに情報を投稿したり、交流をするのにおすすめなSNSです。
情報や日記を投稿したり、他人の投稿に「イイネ」「コメント」「シェア」で交流することができる【Facebook】。SNSの有名どころですね。
ビジネス用途としては、個人ページ以外にサービスや企業の「Facebookページ」を作成して、「イイネ」をしてくれたコミュニティーの中で情報を発信したり、集客をするのに向いています。
誰でもいいから見てほしいのではなく、自分のサービスやビジネスに共感してくれる人にスポットをあてて情報発信や募集を行いたい場合におすすめです。
Twitterはリアルタイムの情報伝達に優れた、匿名性の高いSNS。
140文字という限られた文字数の中で、いかに有益な情報や、共感できる考え・思想をつめ込んで、人の心に響くつぶやき(ツイート)ができるかが勝負です。
他人のつぶやきをそのまま自分のタイムラインに掲載できる「リツイート」機能が特徴的ですね。
Twitterを通して自分のファンやフォロワーが増えて注目されるようになると、企業や同じフリーランスから声をかけられて仕事を獲得するケースも多々あります。
NewsPicks
「経済を、もっとおもしろく。」をコンセプトにしたビジネスパーソンや就活生必携のソーシャル経済メディアです。
一般的なSNSとは一味違い、経済トピックスに特化しており、国内外の最先端のニュースをチェックできる、ビジネスパーソンに欠かせないアプリと言われています。
「NewsPicks(ニューズピックス)」には投稿機能もあり、投稿すると経営者からコメントをもらえる可能性も!インフルエンサーもたくさんいるので、コメントやPICKをされると一気に拡散のチャンスもあります。
画像・動画系
最後に、写真・画像を投稿することで、フォロワーやファンを増やせるSNSや、動画で自分の想いや情報、エンターテイメントを発信できるSNSを見てみましょう。
「Instagram(インスタグラム)」は画像を使って視覚的に世界観やライフスタイルをアピールできるSNSです。
画像に関連するワードをハッシュタグ(#)を使って投稿すると、ハッシュタグ検索で多くの人にアプローチすることができます。
飲食系・美容系・アパレル系などは画像を使って「おいしそう!」「かわいい!」「オシャレ!」を伝え、集客につなげることができます。
YouTube
ご存知、動画のSNSを代表する「YouTube」。
動画を投稿すると、視聴者はイイネ・コメントで反応し、チャンネルを作成しておもしろい動画を何本かあげていると、チャンネル登録してもらえるようになります。
ビジネス用途としては、あえて顔を出して自分のビジネスやサービス・商品をアピールすることで、確実に視聴者との距離は縮まり、身近に感じてもらいやすくなります。
テキストだけや写真だけに比べて、身近に感じてもらい、信頼してもらいやすくなるというメリットがありますよ。
TikTok
TikTok(ティックトック)は、5〜15秒の動画を共有できるSNSで、若者を中心に大人気のアプリです。
映像と音楽を上手く融合させ、ジョークやユニークさを盛り込んだ動画が多く、投稿した動画がたくさんの人から評価されれば、一躍有名人になれるかも!
エンターテイメント性を高めたい方、表現力を高めたい方は、使ってみてもいいかもしれません。
Showroom
SNSの枠組みには入らないかもしれませんが、「Showroom(ショールーム)」はスマホやPCなどからライブ配信や視聴ができる、双方向コミュニケーションの仮想ライブ空間です。
高画質なライブ配信で、歌・楽器演奏・お笑いなどのエンターテイメントを披露し、視聴者はアバターで参加することができます。
音楽ライブやお笑いライブだけでなく、思想や考えを話す場にすることもできます。発信者としての経験を積むことができますよ。