ブログやウェブサイトを使って集客をしたり宣伝をしたりと今やビジネスのためにウェブ/インターネットを使うのは当たり前の時代。
特に自分一人、もしくは少人数でマルチタスクをこなすフリーランスや中小企業の方々はウェブ関連の基礎知識や用語を知っておいて損はありません。
今回は、ウェブ初心者の方が最低限覚えておきたい、基礎の基礎20選を見ていきましょう。
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【1】(インターネット)ブラウザ

インターネットブラウザとは、パソコンやスマホでウェブサイトやウェブページを見るときに使うソフトのことです。
- Google Chrome (グーグルクローム)
- Internet Explorer (インターネットエクスプローラー)
- Safari (サファリ)
【2】検索エンジン(Search Engine)

インターネット上に存在する情報を検索する機能/プログラムのこと。
- Google (グーグル)
- Yahoo! (ヤフー)
現在日本でよく使われていますね。検索エンジンはユーザーと情報をつなぐ役割を担っていて、ユーザーにとって使いやすく、求めている情報をより忠実に提供できるよう、サービス向上を心がけています。
【3】SEO(エスイーオー)対策

SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、日本語では検索エンジン最適化と訳されます。
SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンで自分のサイトやブログが上位に表示されるように、規約に従いながらウェブページを作り込むこと。
上位表示は、ユーザーにとってのサイトの見やすさやコンテンツの質を重視して決められています。
【4】デフォルト
コンピューター用語で使われている「デフォルト」は初期設定値のこと、ソフトウェアなどの初期状態を意味しています。
【5】デバイス

デバイスとは直訳すると「装置」のことですが、一般的にパソコン・スマホ・タブレットなどの電子機器と、モニター・マウス・キーボード・プリンター・ハードディスクなどコンピューターを構成する部品も含めて幅広い意味で「デバイス」という言葉が使われています。
【6】URL(ユーアールエル)

URLとはUniform Resource Locatorの略で、インターネット上のウェブサイト/ホームページの場所を教える住所のようなもの。
日本では「(ホームページ)アドレス」も同じ意味で使われていますが、全世界の共通語としてはURLが使われます。
【7】ドメイン/独自ドメイン

URLと同じく、インターネット上の住所という意味で使われている「ドメイン」。
URLは[https://www.la-la-clip.com]と、https://から.comまで全ての部分を含みますが、ドメインは[la-la-clip.com]の部分のみを指します。
ユーザーが自分の好きな文字列を住所として決められるのが「独自ドメイン」。自分のビジネスサイトやブログを作りたい方は、世界に1つだけのオリジナルかつわかりやすい独自ドメインを取得することをおすすめします。
【8】サーバー/レンタルサーバー

サーバーとは、ウェブサイトやウェブページを表示するために必要な情報をおさめている場所のこと。
私たちがスマホやパソコンでインターネットに接続して情報を受け取りたい時、私たちのリクエストに合わせた情報やデータ、ファイルなどをサーバーが提供してくれ、それによってサイトやページが表示されるという仕組みなのです。
ちなみに私たちがウェブサイトを作成する際に使うサーバーで最も聞き馴染みがあるのが、レンタルサーバー(または共有サーバー)。
サーバー会社が持っている1つのサーバーを複数の人が共有で使うもので、ウェブサイトの作成・公開や、メール機能を利用することが可能。価格が安く設定も簡単なので始めやすいですよ。
【9】プロバイダー

プロバイダーとは、私たちのパソコンをインターネットにつなぐ役割をするものです。
ウェブサイトやページを表示するためにはサーバーの力が必要ですが、そもそもインターネットにつながっていなければサーバーにリクエストを送ることさえできません。
プロバイダーは個人のパソコンをインターネットに繋ぎ、サーバと繋ぎ合わせるために必要なもの。
家に新しくネット回線を引く場合は、パソコンを買うだけでなく必ずプロバイダーの契約も行う必要があります。
- So-net
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- OCN
- @nifty
- BIGLOBE など
【10】ダウンロード/アップロード
ダウンロードとはインターネット上の画像・動画・ファイルなどのデータを自分のパソコンやスマホなどのデバイスに取り込んで保存すること。
一度自分のパソコンにダウンロードしたデータはネット環境がなくても閲覧したり再生することができます。
アップロードはダウンロードと逆で、自分のパソコンやスマホの中に保存してある画像や動画、ファイルなどのデータを、インターネットに接続した状態で、ウェブサイトやサーバーに送ることです。
【11】アップデート
アップロードと似ているので間違えがちですが、アップデートはコンピュータ関連のシステムや情報を最新のものにすること、更新することです。
スマホのシステムアップデート、各種アプリのアップデートなど日常生活でもよく目にするアクションですよね。
【12】コピー&ペースト
略して「コピペ」と言われているのがコピー&ペースト。日本語で、コンピューター内で文章をコピーして、別の場所に複製して貼り付けることを言います。
コピペの方法は、右クリックメニューの「コピー」と「貼り付け」でもできますが、キーボードで作業することも可能です。
- Windowsなら [control] + [c] でコピー、[control] + [v] で貼り付け
- Macなら [command] + [c] でコピー、[command] + [v] で貼り付け
【13】ドラッグ&ドロップ

ドラッグ&ドロップは日本語で「引きずって手放す」という意味です。
動かしたい画像やデータのファイルなどにマウスのカーソルを合わせ、マウスの左クリックを押した状態のまま、データやファイルを動かし、別の場所に移動させたら左クリックを離す動作のことをいいます。
パソコン内のデータを別のフォルダに移動させたい時などによく使われます。
【14】リンク

リンクとは元々「繋がり」「鎖」「関連づける」という意味を持ち、ウェブ用語ではページとページ、サイトとサイトを繋ぎ合わせることを意味しています。
正式には「ハイパーリンク」といいますが、今では略して「リンク」と呼ばれることが多いです。
ウェブページの中で、マウスのカーソルをあてるとこんな感じで色が変わったりカーソルのアイコンが変わる文字を見たことがありませんか?
この文字をクリックすると関連する別のサイトやページに切り替わりますよね。
文字列や画像から別ページやサイトのURLに移動できるようにすることを「リンクを貼る」といいます。
【15】レスポンシブデザイン

レスポンシブ対応とは、パソコン・タブレット・スマホなどウェブページを見るデバイスによって構造・文字サイズ・画像サイズ・ページ幅などのデザインが自動的に変更されて表示されるシステムのこと。
サイトによってはスマホやタブレット端末から見てもパソコンと同じ表示になってしまっているものもありますよね。
レスポンシブ対応なら、パソコンと同じ表示のせいで文字が小さくて読みづらかったり、逆に画像が大きすぎて切れてしまうなどのエラーを修正し、自動的に見やすいデザインに変えてくれるので非常に便利です。
【16】アカウント
アカウントとは、サービスを利用するために必要な会員証のようなもので、サービスへの新規登録の際に作成が必要です。
名前やメールアドレス、電話番号といった個人情報を登録することでアカウントを作成することができます。
登録無料のサービスもあれば有料のものも。信頼できる大手のサイトであれば登録した個人情報はしっかり守られるのでご心配なく。
【17】ログイン/ログアウト
サービスを利用する際に必要な会員証(アカウント)を作ったあと、いざサービスを利用するためには、情報の記録が登録されている専用ページにアクセスする必要があります。
この専用ページに入ることを「ログイン」と呼びます。サイトやサービスによっては「ログオン」「サインイン」という言葉が使われることもあります。
ログインをして専用ページに入ることで、登録した情報を修正したり、サービスを利用することが可能になります。
サービスの利用が終わったら今度は専用ページから出るために「ログアウト」します。「サインアウト」と呼ばれることもあります。
- 自分のGmailアカウントにログイン/からログアウトする
- 楽天市場のマイページにログイン/からログアウトする
- ワードプレスサイトの管理ページにログイン/からログアウトする
【18】ID&パスワード
上で説明した「ログイン」をするためには、アカウント作成の際に設定したID(ユーザーID/ID名/アカウント名ともいう)と、パスワードを使う必要があります。
この設定したIDとパスワードを使った認証で、専用ページへのログイン操作が可能になります。
IDとは身分証明のことで、他のユーザーと見分けるために使うもので、自分で決められるものもあれば、サービス提供側から勝手に決められる場合もあります。
パスワードは暗証番号のことですが、必ずしも全て番号(数字)である必要はありません。アルファベットや数字を組み合わせて、他人にわかりづらいものであればあるほど安全性が高いとされています。
【19】HTML/CSS
HTML(エイチティーエムエル)とCSS(シーエスエス)とは、ウェブページを作るために使用されるコンピューター用の言語のこと。
実際に表示されているウェブページの裏側はHTMLとCSSという呪文のような文字列で構成されているのです。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>サイトのタイトル</title> </head> <body> <h1>記事のタイトル</h1> <p>本文</p> </body> </html>
これがHTMLの言語。ぱっと見、意味不明ですよね。これがウェブページの基本の見た目を作るための言語になります。
CSSはHTMLに装飾を加える言語で、文字の大きさや色を変えたりして見栄えを良くするためのものです。
p {font-size:20px; color:red; }
HTMLとCSSの2つの言語がウェブページの基本を構成するものですが、最近はこれらの知識がなくても簡単にウェブページやサイトが作れる便利なソフトが多いので、わざわざ勉強する必要はありませんが、基礎くらいは覚えておいて損はないでしょう。
【20】CMS
HTMLとCSSがわからなくても、テキストや画像をマニュアルに合わせて視覚的に挿入していくだけでウェブページやウェブサイトを作ることができるシステムをCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)と呼びます。
CMSはソフトをパソコンにインストールする必要がなく、インターネット上のウェブサーバー/レンタルサーバーにインストールして利用します。
つまりインターネットに接続された状態であればどのパソコンやデバイスからでも、ログインをしてサイトの作成や編集をすることが可能なのです。
- WordPress(ワードプレス)
- Ameba Ownd(アメーバオウンド)
- Wix(ウィックス) など