フリーランスとしてウェブサイトを作る上で、知っておきたいこと。
ウェブサイトと一言に言っても、実はサイトのタイプってたくさんあって、ビジネスの目的な種類によってどのタイプのサイトを作るかが決まってきます。
今回は、タイプの違う10のサイトをご紹介します。自分はどのタイプのサイトを作りたいのか、作るべきなのかを確認するきっかけになれば幸いです。
【1】ブログサイト
検索サイトからの新規ユーザーを獲得するために有効なのがブログサイト。
ブログの記事数が増えることによって、ブログへの入り口を増やすことができるので、集客用にもぴったりです。
- 自分の想いや考えを伝える
- お客さんに親近感や信頼感を持ってもらう
【2】ポータルサイト
「ポータル」は”入り口”や”玄関”といった意味があります。
ポータルサイトとは、ユーザーがインターネットでページを開く時に最初に訪れるページのこと。つまり「Google」や「Yahoo」といった大手の検索サイトが例に挙げられます。
最近では、大手企業のポータルサイトだけでなく、特定の分野・テーマに特化した「比較サイト」「マッチングサイト」「情報掲載サイト」「掲示板サイト」などもポータルサイトとして考えられています。
- サービスや情報を提供する
- 広告で収入を得る
【3】プロモーションサイト
プロモーションサイトとは、商品・サービス・イベントの認知度を上げるためのサイトのこと。認知度を上げることで、集客や購買率の向上に繋げます。
長期間というよりも、期間限定で公開するページというイメージです。
- 問い合わせや資料請求を増やす
- 認知度を上げる
【4】ブランディングサイト
ブランディングサイトとは、商品やサービスだけでなく、会社や事業の価値を高め、認知度を上げるためのサイトのこと。
事業やサービスをウェブサイトを通じてより魅力的に、信頼性を持って認知度を上げていきます。
プロモーションサイトは期間限定のものが多いですが、ブランディングサイトは長期的に使用するイメージです。
- ブランドイメージの向上
- 他社との差別化(ユニークさを出す)
【5】ポートフォリオサイト
ポートフォリオサイトとは、自分の作成した作品を掲載しているサイトのこと。
デザイナーや写真家が、自分の実績をサイトに載せることで、仕事のオファーが来ることも。
最近ではInstagram(インスタグラム)をポートフォリオサイト代わりに宣伝している人も多いですね。
- 作品集を見てもらう
- 自身の実績を公開する
【6】ECサイト(オンラインショップ)
ECサイトのECは「Electronic Commerce(エレクトロニック・コマース)」の略で、日本語で「電子商取引」という意味です。
つまりパソコンやスマホから取引を行い、サービスや商品の売買を行うことができるサイトを、ECサイトと呼びます。
ECサイトというより、「オンラインショップ」の方が馴染み深いかもしれませんね。
- 実店舗を持たずに商品を売る
- 商品の売上げを伸ばす
【7】コーポレートサイト
コーポレートサイトとは、会社や企業に関する情報が表記されたサイトのこと。「どんな企業なのか」「何をしている会社なのか」がわかります。
会社概要・企業理念・採用情報などのページがあります。
上で紹介したブランディングサイトとコーポレートサイトが合わさって一つのサイトになっているものも多くあります。
- 会社の情報を伝える
【8】店舗サイト
コーポレートサイト同様、店舗が運営する「どんなお店なのか」「何を売っているお店なのか」がわかるサイトのこと。
店舗サイトの場合は、店の認知度アップや来客数を増やす目的が大きいです。
- 店舗の情報を伝える
- 来客数を増やす
【9】リクルートサイト
求職者に対して自社の採用情報をアピールするサイト。
リクルートサイトと聞くとリクナビやマイナビを想像しそうですが、これらは求職者を集めるポータルサイトとして考えられています。
リクルートサイトは、自社への会社説明会の参加率を上げるため、求職者に詳しい情報を伝えるために、企業自身が作成しているサイトのこと。
- 自社の会社説明会の参加率を上げる
- 求職者に会社の詳細を伝える
【10】ランディングページ(LP)
最後にサイトではないですが、ネットでよく見るランディングページについて。
ランディングページ(LP)とは一つの商品やサービスを売るための、一枚の長いウェブページのことです。
商品の問い合わせや注文を促すために、魅力や情報をまとめたページです。
- 商品の売上を上げる
- 見込み客を効果的に収集する
まとめ
以上、今回はウェブサイトを10種類に分けてご紹介しました。
フリーランスがブログやホームページなどを作る際の参考になれば嬉しいです。